第50回 五三会建築設計競技  テーマ:「家」 (担当:中村)

2023-12-02

OB(五三会)

今年度も毎年行われている五三会建築設計競技を開催しました。
今年は記念すべき50回目を迎え、3人の豪華な審査員の方々を招き開催しました。今年のテーマは「家」。皆さん緊張の中、素晴らしい発表と審査員の方々との熱い議論が繰り広げられました!

今回は計64作品の応募のうち、13作品が1次選考を上がり、力作が出揃いました。また、海外からの応募もあり、昨年に比べ多くの参加者が集まりました! それぞれが「家」をどのように捉え、提案しているか、その多様性が魅力的です。

【審査員】
周防貴之
2004年 慶応義塾大学理工学部 卒業
2006年 慶応義塾大学大学院理工学研究科 修了
2006年 妹島和世建築設計事務所・SANAA
2015年 SUO 主宰

南俊充
2004年 東京理科大学工学部 卒業
2006年 東京理科大学大学院工学研究科 修了
2006年 伊東豊雄建築設計事務所
2017年 南俊允建築設計事務所 主宰

藤森雅彦
2004年 広島工業大学環境学部 卒業
2006年 前橋工科大学大学院工学研究科 修了
2006年 A.A.E.・千葉学建築計画事務所
2013年 藤森雅彦建築設計事務所 主宰


当日のスケジュール
13:30〜 開会の挨拶
13:45〜 公開審査
16:20~ ⼊賞作品の決定
17:00~ 審査員ミニレクチャー
17:30~ 表彰式
17:50~ 閉会の挨拶

公開審査の様子

会場では選出された13の作品と力作の模型が並んでおり、公開審査開始前から多くの人が見て回りました。他の大学との交流も見え、お互いに有意義な時間になりました。

会場には広島工業大学の学生も集まり、熱い議論に感化されたと思います。惜しくも1次審査を通過できなかった作品も会場に並び、多くの人が足を運び興味深そうに作品を見て回りました。

結果発表

審査員の方々の白熱した話し合いの結果、以下の通りになりました。皆さんおめでとうございます!

最優秀賞:No.37 「いつもの明⽇ 家は詠う」 家村しずか(前橋⼯科⼤学⼤学院)
優秀賞:No.23 「少しずつ逃げる家」 ⻘⽊皓史(広島⼯業⼤学⼤学院)
    No.62 「私がいるから家である」 松井宏樹(名城⼤学⼤学院)
南賞:No.45 「暮らしの鉢植え」 上野祐花(近畿⼤学)
周防賞:No.48 「⽣きる棲み処」 ⼭本彩世・⼤原⻁太郎・中⼭絵美梨・中華⾥彩(広島⼯業⼤学)
藤森賞:No.49 「三重奏のシンフォニー」 藍野友輝・三⾕翼空・梅澤秀太(⽇本⼤学)

広工大からも優秀賞と周防賞を受賞しました。おめでとうございます!

レクチャー

公開審査の後は、周防さんと南さんにレクチャーをしていただきました!
周防さんは屋島山上交流拠点施設「やしまーる」と、その隣にある「れいがん茶屋」の設計について話していただきました。

南さんは、現在進んでる交番の設計プロジェクトについて。そして、東京の旗竿地に建つ住宅兼オフィスの設計プロジェクトについて話していただきました。
短い時間ではありましたが、これからの私たちの建築に役立つような貴重なお話を聞かせていただきました。


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